「ためる」vs「運用する」を30年後に比べてみたら?
将来に備えて、毎月の収入の中からお金を少しずつ貯めているという方は多いのではないでしょうか。
では、お金をただ貯めていくのと、貯めたお金を資産運用にまわすのとでは、将来どれくらいの差がつくでしょうか。また、老後の生活にはどう影響するのでしょうか。
公開日:
更新日:2023.04.02
毎月3万円を「貯める」vs「運用する」
すでに300万円の資金を持っている人が、退職までの30年間、毎月3万円を積み立てていくとします。この前提のもと、資産運用をしなかったケースと、資産運用をしたケースとを比べました。(※1)
30年後の資産の額は、資産運用をしなかったケースで1380万円、資産運用をしたケースで2441万円になりました。その差は金額にして1000万円以上です。毎月同じように3万円を積み立てたにもかかわらず、資産運用をしたかしなかったかで大きな差がついたことになります。
30年間で1000万円以上の差がついた
なぜこれほどの差がついたのでしょうか?
資産運用をしないと、毎月の3万円が足し算されていくだけです。
一方、資産運用をすると、運用によって生まれたリターンが30年間、資産に加わり続けます。さらに、リターンが新たなリターンを生む「複利」の効果がはたらきます。
その差は最初は小さいものの、20年、30年と積み重なるとどんどん大きくなっていきます。
老後の生活にもゆとりが出る
退職の時点で1000万円以上の差がついていると、老後の生活も大きく変わります。
資産運用をしたケースでは月8万円、資産運用をしなかったケースでは月5万円を使ったと仮定したのが下図です。
資産運用をしたケースでは、お金を使いながらも運用を続けていくので、資産の減り方が緩やかです。また、退職時点での資産の額が大きいため、資産運用をしなかったケースより月3万円多く支出をしても資産の減り方に余裕があります。
資産運用でゆとりある老後に
なお統計データ(※2)によれば退職後の夫婦世帯は、生活費や教養娯楽費などで月に約26万円を支出し、年金などで月に約21万円の収入を得ています。年金などの収入で足りない約5万円は、退職までに蓄えた資産から引き出して使っていることになります。退職までに蓄えた資産が多ければ、よりゆとりのある生活を送ることができると言えます。
あくまで一例ではありますが、資産運用をしたケースとしなかったケースでは大きな差がつきました。毎月の収入の中に余裕資金があれば、老後に向けて資産運用をしていくことをおすすめします。
※2出典:厚生労働省年金局「iDeCoを始めとした私的年金の現状と課題」(2019年4月12日)。24ページの「高齢夫婦無職世帯の収入・支出」のデータ参照
当コラム記事は、ウェルスナビ株式会社から提供を受けたものを掲載しております。
本コラムの内容は掲載日現在の情報です。
コラム内容を参考にする場合は、必ず出典元や関連情報により最新の情報を確認のうえでご活用ください。
アンケートへのご協力
ありがとうございました。
当社は、お客様によりよいサービスを提供するため、cookie(クッキー)を使用することがありますが、これにより個人を特定できる情報の収集を行えるものではなく、お客様のプライバシーを侵害することはございません。
-
WealthNavi for 千葉銀行の重要事項
「WealthNavi for 千葉銀行」をお申込みの際は、次の点にご注意ください。
- 「WealthNavi for 千葉銀行」はウェルスナビ株式会社が株式会社千葉銀行(以下、千葉銀行)のお客さま向けに提供するサービスです。千葉銀行が提供するサービスではありません。
- 「WealthNavi for 千葉銀行」は、元本が保証された商品ではありません。
- 「WealthNavi for 千葉銀行」のお取引に際しては手数料がかかります。費用・リスクの詳細については、ウェルスナビ株式会社の契約締結前交付書面等をご覧ください。
- 千葉銀行はウェルスナビ株式会社とは別法人であり、「WealthNavi for 千葉銀行」のご利用にあたっては、ウェルスナビ株式会社のお取引口座の開設が必要です(「WealthNavi for 千葉銀行」の口座開設をお申込みいただくと、お取引口座がウェルスナビ株式会社に開設されます)。
- 千葉銀行は、ウェルスナビ株式会社から委託を受け、お客さまとウェルスナビ株式会社との間で締結する投資一任契約の締結の媒介および投資一任契約に基づく取引のために必要な口座開設の媒介をおこないます。資産の管理・運用はウェルスナビ株式会社がおこないます。
- 「WealthNavi for 千葉銀行」において口座を開設した後のお取引については、すべてお客さまとウェルスナビ株式会社とのお取引になります。
- 千葉銀行において「WealthNavi for 千葉銀行」のお取引をされるか否かが、お客さまと千葉銀行の預金、融資等他のお取引に影響を与えることはありません。また、千葉銀行での預金、融資等のお取引内容が「WealthNavi for 千葉銀行」のお取引に影響を与えることはありません。
- 「WealthNavi for 千葉銀行」におけるお取引はウェルスナビ株式会社とお客さまとの投資一任契約に基づくものであるため、原則として、お客さまが自ら有価証券の個別の売買注文をおこなうことはできません。
- 原則として、成年の個人のお客さまを対象とさせていただきます。
- 千葉銀行の本支店窓口では、「WealthNavi for 千葉銀行」をお申込みになれません。
- 「WealthNavi for 千葉銀行」のお申込みには、千葉銀行の普通預金口座が必要です。すでに直接または他社経由にて、ウェルスナビ株式会社と投資一任契約を締結されている方は「WealthNavi for 千葉銀行」をお申込みになれません。
- 「WealthNavi for 千葉銀行」は預金保険の対象ではありません。ウェルスナビ株式会社は、法令に従い、お客さまの資産とウェルスナビ株式会社の資産を明確に区別する分別管理をおこなっております。ウェルスナビ株式会社の破たんの場合でも、お客さまの資産は全額返還されます。また、万一分別管理に不備があった場合でも、返還できないお客さまの資産について日本投資者保護基金が1,000万円まで補償をおこないます。詳しくはウェルスナビ株式会社までお問い合わせください。
-
「WealthNavi for 千葉銀行」は、次の要因により預かり資産が変動し、お受け取り金額が投資元本を下回ることがあります。
- 相場変動リスク
お客さまが所有するポートフォリオを構成する国内および海外ETFは、主として株式、債券、コモディティ等を実質的な投資対象とするため、その価格はこれら実質的な投資対象の価格などに応じて大きく変動し、その結果として損失が生じ、また、投資元本を割り込む場合があります。 - 為替変動リスク
お客さまが所有するポートフォリオを構成する海外ETFに関しては、通貨発行国の金利の変化等により生じる外国為替相場の変動を原因とした損失が生じ、また、投資元本を割り込む場合があります。 - 信用リスク
お客さまが所有するポートフォリオを構成する国内および海外ETFが、株式、債券等を実質的な投資対象としている場合、株式や債券等の発行者などの信用状況に変化が生じた場合、当該投資対象の市場価格の変動によって損失が生じ、また、投資元本を割り込む場合があります。 - その他のリスク
取引所金融商品取引および外国金融商品取引所取引(国内および海外ETF)は、市場で取引がおこなわれるものの、市場環境の変更等により取引に支障をきたし、換金できないリスクがあります(流動性リスク)。取引するETFの対象国が休日等の場合、そのETFにかかわる取引がおこなわれないことがあります。
- 相場変動リスク
- ウェルスナビ株式会社が提供する一連のサービスによりお客さまからもらい受ける手数料は、預かり資産額に対し最大1%(現金部分を除く、年率・税込1.1%)です(年365日として計算します)。預かり資産の日々の時価評価額に対し所定の年率により手数料額を日々計算し、原則として所定の方法により月初から月末(ただし、お客さまと締結した投資一任契約が終了した場合には当該終了日)までの期間ごとに合計のうえ、月間の手数料額として翌月第一営業日にお支払いいただきます。手数料額は日々の時価評価に応じ計算され計算期間中累計されるため、事前に金額または上限額を表示することができません。また、海外ETFの取引に際しては、ウェルスナビ株式会社の定める為替レートが適用されます。外国証券の外国取引にあたっては、外国金融商品市場等における公租公課その他の賦課金が発生します。費用・リスクの詳細については、ウェルスナビ株式会社の契約締結前交付書面等をご覧ください。
- 投資一任契約には、金融商品取引法第37条の6の規定(いわゆるクーリング・オフ)の適用はありません。
商号等 株式会社 千葉銀行
登録金融機関 関東財務局長(登金)第39号加入協会 日本証券業協会
一般社団法人金融先物取引業協会商号等 ウェルスナビ 株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2884号加入協会 日本証券業協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
一般社団法人日本資金決済業協会